ポール・サミュエル=スミス ランキング!

ポール・サミュエル=スミス マッゴー&マクギア

辛口音楽評論家兼ミュージシャンのWさんが20年ぐらい前に出した本にこのアルバムが紹介されていた、「オリジナルのアナログ、及び再発CDとも絶盤ながら探す価値はある・・・」と。Wさんが出したその本は某有名英国ロック・バンドとその周辺の英国独自のユーモア系の作品を紹介した当時相当話題になった本、自分はその本の影響をまともに受けそれを参考にいろいろ買ったり、聞いたり、手に取ったりした。当時は市場に無かったがその後再発されたものも多数あったが、このアルバムだけは見つからず、再発されず、ネットの時代が到来してもまったく手がかりなしの正に幻のアルバムだった。2012年突如再発されて、いよいよ謎のベールを取る時が訪れた・・・。(私が買ったのは厳密に言うと輸入版で)聞いた印象は後にジョン・ゴーマンを加え3人組としてデビューするグループ、「スキャッフォルド」のパイロット版。 1曲目こそキャッチーなナンバーながら、その後は英国独自のポエトリー・リーディングの曲が半分以上を占める形、のちにスキャッフォルドで再演される曲も含まれている。少し拍子抜けしたが、そうだよなあ、流れから行けばそうなるよな的内容。 スキャッフォルドが好きでアルバムをお持ちの方はもちろん買い、マクギアさん(有名なあの人の弟)のソロのみを集めているリスナーには△だな。別にWさんには文句言うわけではない。 これをご覧のあなたが音盤コレクターならうすうす気づいているだろうが探す楽しみと聞く楽しみは別物なのだ、私の20年に及ぶひとつの「宝探し」は終わった。 マッゴー&マクギア 関連情報

ポール・サミュエル=スミス 世界の国歌 2013年完全版 [CD10枚組]

2004アテネ五輪の国歌音源を担当した指揮者による大作です。同じCD-BOXなのに日本語表記と英語表記の両方の商品があるようなのでこちらにもレビューを書きます。CD1枚あたり40トラック以上ですから単純計算で400曲以上収録されています。というのもアルゼンチンなど南米によくある長い国歌は短縮版もあわせて収録されていますしアフガニスタンやモザンビークなどは旧国歌も収録されています。米領グアムや蘭領アルバなどは独立国ではないものの、五輪に独自チームを派遣している地域になりますので、五輪等で使われる国歌とは異なる自治区歌が収録されています。また、国際的には独立国とは認められていないナゴルノカラバフやトランスニストリアの国歌、国歌というよりは民族歌という位置づけにあるであろうアカディアの“国歌”まで含まれています。ここまで充実してるのに何でルーマニアやオランダの旧国歌がないのか・・・・しかしながら400トラックを超えるボリュームになった理由は英連邦王国およびフランス海外領土のせいでしょうね。たとえタヒチ(フランス領ポリネシア海外県)は地域としての歌もありますが、国歌は当然フランスのそれになりますし、オーストラリアは国歌のほかに「王室歌」として英国国歌も用います。そういうわけで「ラ・マルセイエーズ」と「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」が何回も出てくるわけです。輸入盤なので当然英語のブックレットも眺めていればなんとなくわかりますし、これを聴けば世界の地理歴史にますます興味が湧くことでしょう。あと少し残念なのは2013年に制定された英領ヴァージン(米領ヴァージンに隣接する)の自治区歌が間に合っていないところ。これは次回作に期待するしかないでしょうが。 世界の国歌 2013年完全版 [CD10枚組] 関連情報




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